カセットテープで聴くRage Against The Machineの空耳。

 

2016.12.28

 

 

今月12月6日は僕の音楽活動名のfreedom smileが6周年を迎えたり先月の11月3日が僕の

 

誕生日だったりとこの時期は個人的な節目が多い。

 

 

 

そして遡ること24年前の11月3日に歴史に残る名盤が発表されていました。

 

 

 

 

Rage Against The Machine デビューアルバム 『Rage Against The Machine』

 

 

最近東京に行けてなくて新しいカセットが手に入る機会がなかったんだけど、12月に群馬

 

の高崎へライブでお邪魔した時に友人からおもしろいレコード屋さんがOPENしたから一緒

 

に行こうと誘ってもらった。

 

連れてってもらったのは本当に普通の住宅地の中にひょっこり現れた自宅を改装して作ら

 

た2016年 9月 OPENの September Records(セプテンバーレコード)。

 

http://september-records.com/

 

写真はSeptember RecordsさんのFacebook、webサイトより

 

お店では調整されたプレイヤーで試聴もさせてもらいながらいろいろと物色。

 

全部持って帰りたい想いを抑えながらこの日は3本だけ買わせてもらって福岡へ戻った。

 

そのうちの一本が今回紹介するレイジの1stです。

 

 

状態がすごくきれいでテープの伸びも無くどの機種で再生してもしっかり厚い音が鳴った。

 

 

24年も前にレイジはこの音楽を生み出したなんてすごいなあ、当たり前だけど改めてそんな

 

事を思ったりして90年代が放っていた時代、世界、人のパワーに震えがでた。

 

 

インレイには歌詞も掲載があったんだけど、空耳アワーでもアワードに選ばれた名曲で

 

 " ナゲット割って父ちゃん " でもお馴染みのKilling in the name だけは掲載がなかった。

 

たぶん内容に問題があったからだと思う。(それを言い出すと全曲そうな気がするけど)

 


 

以前紹介させてもらった Red Hot Chili Peppers 『 Blood Sugar Sex Magik 』 のカセットテープ

 

でも感じた事だけど、90年代初期の音楽は本当にカセットテープとの相性がいいと思うんです。

 

90年代後期はCDに適したミックスが主流になって、カセットという媒体でその音楽を聴くと

 

音圧が厚くモコモコしちゃって個人的にはずっと聴いてると耳が疲れてくる印象がある。

 

 

その点この時期はとてもバランスがよくて聴きやすいし素直に " いい音だなあ " と味わいながら

 

聴けるんです。

 

 

ラヂオつくばさんで放送させていただいてる僕の番組『SOUND TRIP』の「アナログ音源を聴こう

 

のコーナー」でも紹介させてもらったこの曲を是非みなさんにもカセット音源で楽しんでもらえれ

 

ばと思います。

 

 

このアルバムには もうひとつの空耳の名作 Bomb Track も収録されているので聴きながら一緒に

 

「 パン、パン、夜食のパン 」と口ずさんで見てください。

 

 

 

次回の来日が実現するのを願いつつ夜食にパンでも食べながら。

 

text : freedom smile (山口達也)


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