2016.03.09
あたたかい日と肌寒い日が交差する日々、
冬から春へ繋ぐバトン、
また新しい季節が動き出してゆく。
こんにちは、freedom smileです。
少し間が空いちゃったけど、その間に東京へ歌いに行ったり九州野菜のマルシェの企画を
はじめさせてもらったりとこれまでよりfreedom smileとしての表現が広がり始めています。
こうしたい、ああしたいという自分の気持ちに応えてくれる人がいるというのは本当に
有り難い事です。
久しぶりのsmilestone news paper は先日の上京時に立ち寄ったずっと行ってみたかった
レコードとカセットテープのショップ【waltz】さんで手に入れたOASISの説明不要の名作
『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY? 』についてあれこれ綴ってみようと思います。
photo by waltz official site
去年中目黒の端っこにOPENした【waltz】というお店はオーナーさんがもともと個人収集
されたというものすごい数のレコードやカセットテープを販売されていて、マニアックな
ものと合わせてしっかり定番物が揃えてあるところが個人的にはいいなあと感じた。
この日は何を探すわけでもなく
とにかくお店に行ってみたい、
" なにか " 買って帰ろう。
そんな調子で足を運ばせてもらった。
思い返せば、昔はよく目的もなく中古CD屋さんへ出かけては思いがけない巡り合わせで
出逢ったCDたちをmaster-pieceのリュックにてんこ盛り背負って帰って 、家に着いたら
ご飯も食べずひたすらスピーカーから飛び出してくるきらきらした新しい音とくしゃくしゃ
のブックレットに脳内をかき混ぜてもらってたなあなんて事を思い返したりした。

photo by waltz official site
カセットテープのカタチで並ぶ名盤の数々、初期のSTUDIO VOICEバックナンバー、
丁寧に仕分けられたレコード、レストアされて現役稼働できるようになったラジカセと
カセットウォークマン。
店内を一通り見て回って、悩む事なく手にしたのは二本のカセットテープでした。
OASIS の『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』
Primal Scream の Give Out But Don't Give Up
どっちもミュージシャン freedom smileという自分を作ってくれた重要な作品。
特にOASISのWHATEVERは音楽的にも影響をすごく受けたし、
なによりも、ずっと向こう側まで青くつづいていきそうなジャケット写真は
18歳の頃の僕に " 最果て " の意味を語らず教えてくれた。
2010年に出した『TIME FILMS』、それから今回の『世界の空と、夜明け前。』の
ジャケットのイメージにもその影響は色濃く出てる。
どっちのアルバムもすり切れるという言葉を使えるほど聴いたし、なんなら全部歌える
くらい耳にしてきた作品なんだけど、だからこそカセットテープという媒体にのせたとき
の音の魔法を体感してみたかった。
という事で今回はまず先にOASISの事を書こうと思ってたんだけど、waltzさんでの事と
カセット、青春時代に受けたOASISの話が長くなっちゃったからレビューは《後編》で
ちゃんと書こうと思います。
ちゃんとね。
___後編へつづく。。。___
text : freedom smile (山口達也)
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