2016.1.12
こんにちは、saolillilneです。
新しい年は新しい仕切り直し、気持ちも清々しいですね。
今年もひとりごとのような、これいいよ!を書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
さて、はりきってお届けする2016年の1回目はTychoです。
CDショップではアンビエント系エレクトロニカの売り場にあるかもしれませんが、
メロディアスな曲も多くポストロック、インスト好きな方にもおすすめ〜な音楽です。
Tychoはカリフォルニア在住のScott Hansenのプロジェクト。
3rdアルバム『Awake』からはドラマー・ギターベースを加えて3人編成となりました。
Scott Hansenは ISO50 という名義でグラフィックデザイナーとしても活動中。
そして、イケメン。
ハリウッドの俳優さんですか?レベルでびっくりします。
天は二物も三物も与えてしまったようです!
「ISO50」という低めカメラ感度をデザイナー名にしている通り、
彼の作品は、どの切り口からもレトロなカラーリングで
フィルムのようなざらっとしたアナログ感がただよっています。
曲もどこか懐かしさを感じる浮遊感があります。ふわふわ
サウンドは打ち込みですが、ライブになると一変、バンド編成で再現されます。
生ドラムがはいって、ぐっと、かっこいい。
曲ごとの映像も世界観のひとつになっています。
もちろん、こちらも自身の手によるもの。
これまた最高に心地がよくて、美しくて、至福なんです…。
『Hours』(11:30あたり)と『Dive』(31:22あたり)の
ライブビジュアルがとてもすきなのですが
サーフィンの水しぶきとTychoの音楽のゆらゆら感はベストな組み合わせ。
もしサーフィンができたら、違った人生だっただろうなあ…
なんて、西海岸あたりのビーチに想いを馳せます。
『Spectre』(22:29)ではホドロフスキー監督の映画『ホーリーマウンテン』を素材にしていたり
ところどころの刺激がアクセントになる演出もさすがです。
CDの音源以上にライブが楽しい。
ライブバンドといってもいいくらい。
てなところで想いがあふれてしまったため、後編につづきます!
次回はScottのデザイナーとしての魅力に迫ります。
後編は近日更新よてい!
●リリース情報
Tycho『Awake』
発売:2014.3.18
Plancha
CD 1900円+税
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